飼育の基本TM-13
水槽の立ち上げ|ろ過バクテリアが育つ日数と手順、魚を入れる時期、白濁りや魚が弱るときの手当て
水槽の立ち上げは、魚のフンを分解するバクテリアを育てる期間です。アンモニアと亜硝酸が0になれば終わりです。
この記事の内容(18項目)
- 結論:水槽の立ち上げは何日かかる?
- 水槽の立ち上げで育てるバクテリアとは?
- 水槽の立ち上げで、窒素はどう巡る?
- 水槽の立ち上げは、どんな手順で進める?
- 水槽の立ち上げにかかる日数の目安は?
- 水槽の立ち上げに、バクテリア剤は要る?
- 水槽の立ち上げに、水草は役立つ?
- 水槽の立ち上げでは、水質をどう測る?
- 水槽の立ち上げが終わったと分かるのは?
- 水槽の立ち上げのあと、魚はいつ・何匹入れる?
- パイロットフィッシュで水槽を立ち上げるときは?
- 水槽の立ち上げで白く濁ったときは?
- 水槽の立ち上げ中に、魚が弱る・死ぬのはなぜ?
- 水槽の立ち上げで、よくある失敗は?
- 水槽の立ち上げの話に出てくる用語は?
- 水槽の立ち上げと、一緒に押さえることは?
- 出典
結論:水槽の立ち上げは何日かかる?
水槽の立ち上げは、資料の目安で4〜6週間ほどかかります。日数より、アンモニアと亜硝酸が0になったかで終わりを決めます。
水槽の立ち上げとは、ろ過器や底砂にバクテリアを育てることです。このバクテリアが、魚のフンから出る毒を分解します。
困るのは、立ち上げの進み具合が目に見えないことです。水が澄んで見えても、毒が残っていることがあります。
この記事では、水質検査の数字で進み具合を見る方法をまとめます。
この記事で分かることです。
- 立ち上げで育てるバクテリアと、窒素の巡り
- 立ち上げの手順と、日数の目安に幅がある理由
- バクテリア剤や水草の役割
- 水質の測り方と、終わったと分かる合図
- 魚を入れる時期と数
- 白く濁る・魚が弱るときの手当て
水槽の立ち上げは、4つの段階で進みます。どの段階かは、測った数字で分かります。
| 段階 | 水槽の中で起きていること | 測るとどうなるか | すること |
|---|---|---|---|
| 1 始めたばかり | バクテリアがまだ少ない | アンモニアが出る | アンモニアのもとを少し足す |
| 2 前半 | アンモニアを食べる菌が増える | アンモニアが減り、亜硝酸が増える | 測り続ける |
| 3 後半 | 亜硝酸を食べる菌が増える | 亜硝酸が減り、硝酸塩が増える | 測り続ける |
| 4 終わり | 2種類の菌がそろう | アンモニアと亜硝酸が0 | 水換えで硝酸塩を減らし、魚を入れる |
ポイントはここです。水槽の立ち上げは、亜硝酸が出て、それが0に戻るまでを見届ければ終わりです。
水槽の立ち上げで育てるバクテリアとは?
水槽の立ち上げで育てるのは、2種類のバクテリアです。アンモニアを亜硝酸に、亜硝酸を硝酸塩に変えます。
フロリダ大学(UF/IFAS)の資料は、この働きを「硝化」と呼んでいます。アンモニアを変える菌と、亜硝酸を変える菌が分かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1つ目の菌 | アンモニアを亜硝酸に変える |
| 2つ目の菌 | 亜硝酸を硝酸塩に変える |
| 必要なもの | 酸素と、水の中の炭酸の成分(アルカリ度) |
| 働くと起きること | 炭酸の成分が足りないと、pHが下がっていく |
菌は、水の中より、ろ過器のろ材や底砂の表面に多くすみます。ろ過器を洗いすぎると、この菌が減ります。
水槽の立ち上げで育てるのは水ではなく、ろ材と底砂にすむ菌の数です。
水槽の立ち上げで、窒素はどう巡る?
水槽の窒素は、アンモニアから亜硝酸、亜硝酸から硝酸塩へと変わります。硝酸塩は、水換えと水草で外に出します。
順番に並べると、次のとおりです。
- 魚のフンやエサの食べ残しから、アンモニアが出る
- 1つ目の菌が、アンモニアを亜硝酸に変える
- 2つ目の菌が、亜硝酸を硝酸塩に変える
- 硝酸塩は、水換えと水草の育ちで減る
3つの物質の違いを並べます。
| 物質 | どこから来るか | 魚への害 | 減らし方 |
|---|---|---|---|
| アンモニア | 魚のえらから出る。エサが元 | 強い。健康な水槽ではいつも0 | 菌が分解する。エサを減らす |
| 亜硝酸 | アンモニアから菌が作る | 低い濃度でも毒 | 2つ目の菌が分解する |
| 硝酸塩 | 亜硝酸から菌が作る | 弱いが、たまり続ける | 水換えと水草 |
フロリダ大学の資料は、エサが多いほど魚のアンモニアも増えるとしています。水槽の中の窒素の出どころは、ほとんどがエサです。
アンモニアの毒は、pHと水温が高いほど強くなります。同じ数字でも、アルカリ性で暖かい水ほど危ないということです。
立ち上げ中にエサを多くやると、それだけアンモニアが増えます。魚がいる水槽では、エサは少なめを守ってください。
水槽の立ち上げは、エサから始まる窒素の流れを、菌の力で最後まで回せるようにする作業です。
水槽の立ち上げは、どんな手順で進める?
水槽の立ち上げは、置く・洗う・入れる・回す・測るの順に進めます。魚は、最後に入れます。
- 水平で、重さに耐える台に水槽を置く
- 底砂を洗って敷く
- ろ過器・ヒーター・温度計を付ける
- 水草や流木を置き、カルキ抜きをした水を入れる
- ろ過器とヒーターを動かし、水温を落ち着かせる
- アンモニアのもとを少し足して、菌のエサにする
- 数日おきにアンモニア・亜硝酸・硝酸塩を測る
- アンモニアと亜硝酸が0になったら、水を換えて魚を入れる
東京アクアガーデンは、底砂の厚さの目安を挙げています。水草なしで1〜3cmほど、水草を植えるなら5cmほどです。
水道水には、消毒の塩素が残っています。水道法の決まりで、蛇口の水に塩素を残しているためです。
魚なしの立ち上げでは、菌のエサにアンモニアのもとを足します。Practical Fishkeeping の方法は、塩化アンモニウムを測って足す形です。
手順の6と7、菌のエサを足して測るところが、水槽の立ち上げの本体です。
水槽の立ち上げにかかる日数の目安は?
水槽の立ち上げにかかる日数は、資料によって2週間から8週間ほどの幅があります。家庭の水槽では4〜6週間がよく挙がります。
資料ごとの日数の目安です。
| 資料 | 日数の目安 | どんな場面の話か |
|---|---|---|
| Practical Fishkeeping | 4〜6週間ほど。魚なしなら少なくとも1か月 | 家庭の水槽 |
| フロリダ大学(EDIS FA031) | 生物ろ過が育つまで6〜8週間 | 養殖と観賞魚の設備 |
| 東京アクアガーデン | 魚なしで1週間以上回し、落ち着くまで約1か月 | 家庭の水槽 |
| コメリのハウツー | 魚を入れるまで2週間ほど準備 | 60cm以下の家庭の水槽 |
日数に幅が出るのは、条件が違うからです。Practical Fishkeeping によると、水温・ろ過器・水質・ろ材で変わります。
同じ資料は、立ち上げが止まる場面も挙げています。
- pHが6を下回ると、菌の働きが止まりやすい
- 炭酸の成分(KH)が減ると、立ち上げが止まる
- 止まったら、大きく水を換えて、菌のエサを足し直す
「2週間たったから終わり」とは決めないでください。日数は目安で、終わりは水質検査の数字が教えてくれます。
水槽の立ち上げの日数は、カレンダーではなく、亜硝酸が0に戻った日で数えます。
水槽の立ち上げに、バクテリア剤は要る?
バクテリア剤は、水槽の立ち上げを早める助けになります。ただ、それだけで確実に終わるとは限らないので、測って確かめます。
Practical Fishkeeping は、バクテリア剤だけでは不確かだとしています。頼りすぎると、魚を入れたまま立ち上げる形になりかねません。
立ち上げを進める方法を並べます。
| 方法 | 早さ | 気をつけること |
|---|---|---|
| 何も足さずに待つ | 遅い | 菌のエサが無いと、菌が増えない |
| アンモニアのもとを足す | ふつう | 量を測りながら足す |
| バクテリア剤を足す | 早める助けになる | それだけで終わるとは限らない |
| 使っている水槽のろ材を少し移す | 早い | 取りすぎない。貝や病気も一緒に移る |
ろ材を移す方法は、いちばん早く進みます。同じ資料は、元の水槽から取りすぎないよう注意しています。
バクテリア剤を使っても使わなくても、終わりの合図は同じで、アンモニアと亜硝酸が0です。
水槽の立ち上げに、水草は役立つ?
水草は、硝酸塩などを栄養に使うので、水槽の立ち上げの助けになります。ただ、菌の代わりにはなりません。
Practical Fishkeeping によると、硝酸塩は水換えと水草の育ちで減ります。水草が多いほど、硝酸塩はたまりにくくなります。
オトシンクルスについて、Seriously Fish はこう書いています。落ち着いた、水草の多い水槽に入れると問題が少ないそうです。
水草で気をつけることです。
| 気をつけること | 理由 |
|---|---|
| 枯れた葉は取り出す | 腐ると水を汚し、アンモニアが出る |
| 植えるなら底砂を厚めに | 根を張る深さが要る |
| 照明の時間を決める | 光が多すぎると、コケも育つ |
水草は、立ち上げを終えたあとの水を保つ助けとして入れると、役割がはっきりします。
水槽の立ち上げでは、水質をどう測る?
水槽の立ち上げでは、アンモニア・亜硝酸・硝酸塩・pHを測ります。立ち上げ中は数日おき、終わってからは週1回が目安です。
| 測る項目 | 立ち上げ中の動き | 終わったあとの目安 |
|---|---|---|
| アンモニア | 最初に出て、やがて減る | いつも0 |
| 亜硝酸 | 遅れて増え、やがて減る | いつも0 |
| 硝酸塩 | 最後に増える | 少しずつ増え、水換えで下げる |
| pH | 下がっていくことがある | 魚に合う幅の中 |
| KH(炭酸の成分) | 減ると立ち上げが止まる | 急に下がっていないか |
測る道具は、大きく2つあります。
| 道具 | 良いところ | 気をつけること |
|---|---|---|
| 試験紙 | 1枚で何項目も、すぐ測れる | 色の読み取りに幅がある |
| 液体の試薬 | 1項目ずつ、細かく測れる | 項目ごとにそろえる |
フロリダ大学の資料は、アンモニアの試薬の方式にも触れています。一部の水質調整剤で、高く出てしまう方式があるそうです。
水を測るのは、水換えの前にします。換えたあとでは、その日の本当の数字が分かりません。
立ち上げ中は、アンモニアと亜硝酸の2つだけでも、数日おきに測り続けることが大切です。
水槽の立ち上げが終わったと分かるのは?
アンモニアと亜硝酸が、どちらも0になったときです。魚なしの場合は、足したアンモニアが1日で0になれば終わりの目安です。
Practical Fishkeeping の、魚なしで立ち上げたときの確かめ方です。
| 確かめること | 終わりの目安 |
|---|---|
| アンモニア | 足した量が、24時間以内に0になる |
| 亜硝酸 | 0 |
| 硝酸塩 | 出ている(菌が働いているしるし) |
| 魚を入れる前 | 大きく水を換えて、硝酸塩を薄める |
亜硝酸が先に出て、そのあと硝酸塩が出るのは、立ち上げが進んでいるしるしです。
硝酸塩が出ていて、アンモニアと亜硝酸が0なら、水槽の立ち上げは終わっています。
水槽の立ち上げのあと、魚はいつ・何匹入れる?
水槽の立ち上げが終わったら、少ない数から魚を入れます。一度に全部入れず、段階を分けて増やします。
Practical Fishkeeping は、魚を少しずつ増やすよう勧めています。菌の数は、そのときのフンの量に合わせて増えるからです。
入れる順番と、入れたあとに見ることです。
| 時期 | すること | 見ること |
|---|---|---|
| 1回目 | 1種類を、群れの目安の数で入れる | アンモニアと亜硝酸が0のままか |
| 2回目から | 1種類ずつ足す | 足すたびに水質を測る |
| 新しい魚が来たら | できれば別の水槽で様子を見る | 病気のしるしが無いか |
フロリダ大学の資料は、新しい魚を別の水槽で30日以上見るよう勧めます。白点病などを持ち込まないためです。
袋から水槽へ移す手順は、水合わせで詳しく扱います。
最初に組む魚の相性は、2種を選ぶと理由つきで出ます。
初心者に向く魚の選び方は、熱帯魚の初心者ガイドにまとめています。魚を足したら、そのつど測って0のままかを確かめます。
パイロットフィッシュで水槽を立ち上げるときは?
パイロットフィッシュは、魚を入れたまま水槽を立ち上げる方法です。手間と魚の負担が大きいので、毎日測って水換えで毒を薄めます。
Practical Fishkeeping は、この方法は手間と危険が増えるとしています。
| 比べること | 魚なしの立ち上げ | 魚を入れたままの立ち上げ |
|---|---|---|
| 魚への負担 | 無い | アンモニアと亜硝酸にさらされる |
| 手間 | 数日おきに測る | 毎日測り、こまめに水を換える |
| 水換えの目安 | 基本は換えない | アンモニアか亜硝酸が0.1ppmで1/3以上 |
| 早さ | ふつう | 水換えで菌のエサも減り、長引く |
同じ資料は、アンモニアの毒を抑える薬にも触れています。役に立つものの、水換えの代わりにはならないとしています。
パイロットフィッシュも、その水槽でずっと暮らす仲間です。最後まで飼える種類と数を選んでください。
魚を入れたまま立ち上げるなら、数を最小にして、毎日の測定と水換えを最後まで続けます。
水槽の立ち上げで白く濁ったときは?
立ち上げ中の白い濁りは、多くがバクテリアの一時的な増えすぎです。1〜2週間で澄むことが多く、水換えを重ねると長引きます。
Aquarium Co-Op は、白い濁りの見分け方を挙げています。白いコップにくむと、薄めた牛乳のように見え、粒はほとんど見えません。
濁りの種類ごとの見分け方と手当てです。
| 濁りの種類 | 見分け方 | 手当て |
|---|---|---|
| 白い濁り(菌の増えすぎ) | 薄めた牛乳のよう。粒が見えない | そのまま待つ。水換えを重ねない |
| 底砂の細かい粉 | 粒が見える。数日で沈むことが多い | 1週間続くなら、砂をよく洗う |
| 緑の濁り | 緑色。浮いたコケが増えている | 照明の時間と栄養を減らす |
立ち上げ中に出やすいコケの話は、水槽のコケにまとめています。
Practical Fishkeeping は、白い濁りの多くは数日で消えるとしています。ろ過器の洗いすぎも、濁りのきっかけになるそうです。
濁りを待つあいだも、アンモニアと亜硝酸は測ります。魚がいて数字が高いなら、濁りより水換えを先にします。
白濁りを放置してよいのは、魚がいないか、アンモニアと亜硝酸が低いときです。
水槽の立ち上げ中に、魚が弱る・死ぬのはなぜ?
多くは、分解しきれないアンモニアや亜硝酸がたまったためです。水を一部換え、エサを止めて、水質を測ります。
フロリダ大学の資料は、亜硝酸はとても低い濃度でも魚に毒だとしています。アンモニアは、健康な水槽ではいつも0です。
様子ごとに、考えられることと手当てを並べます。
| 様子 | 考えられること | 手当て |
|---|---|---|
| 水面で口をぱくぱくする | アンモニア・亜硝酸、酸素不足 | 水の25〜50%を換え、空気を送る |
| じっとして動かない | 水温のずれ | ヒーターと温度計を見る |
| 入れた直後に弱る | 水温や水質の差、塩素 | 水合わせとカルキ抜きを見直す |
| 体に白い点が出る | 白点病 | 観賞魚用の薬を説明書どおりに使う |
白点病の見分け方と手当ては、白点病で扱います。
同じ資料は、エサを1〜3日止めても、稚魚を除けばふつう悪い影響は無いとしています。水換えの水に、アンモニアが無いことが条件です。
弱った魚がいるときほど、エサは止めて大丈夫です。エサを足すと、アンモニアも増えてしまいます。
弱った魚は、できれば別の水槽で静かに様子を見ます。原因の多くは水にあるので、まず水を整えることが、ほかの魚も守る手当てになります。
水槽の立ち上げで、よくある失敗は?
よくある失敗は、日数だけで終わりと決める、魚を一度に入れる、ろ過器を洗いすぎる、の3つです。
| よくある失敗 | 何が起きるか | 代わりにすること |
|---|---|---|
| 日数だけで終わりと決める | 亜硝酸が残ったまま魚を入れる | 測って0を確かめる |
| 魚を一度に全部入れる | 菌が分解しきれない | 1種類ずつ増やす |
| ろ過器を丸洗いする | 育てた菌が減る | 詰まったときに軽く |
| カルキ抜きを忘れる | 塩素が残る | 水を入れるたびに使う |
| 白濁りで水換えを重ねる | 濁りが長引く | 測りながら待つ |
| 立ち上げ中にエサを多くやる | アンモニアが増える | 少なめにする |
| 枯れた水草を残す | 腐って水が汚れる | 取り出す |
水槽の立ち上げの失敗の多くは、測らずに決めることから起きます。
水槽の立ち上げの話に出てくる用語は?
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 立ち上げ | 魚を入れる前に、ろ材や底砂にバクテリアを育てること |
| 硝化 | 菌がアンモニアを亜硝酸に、亜硝酸を硝酸塩に変える働き |
| ろ材 | ろ過器の中に入れる、菌のすみかになるもの |
| アンモニア | 魚のフンや食べ残しから出る、魚に毒な物質 |
| 亜硝酸 | アンモニアからできる物質。低い濃度でも毒 |
| 硝酸塩 | 亜硝酸からできる物質。毒は弱いが、たまる |
| KH | 水の中の炭酸の成分の量。減るとpHが下がりやすい |
| パイロットフィッシュ | 魚を入れたまま立ち上げるときに、先に入れる魚 |
| ppm | 濃度の単位。水1Lに1mgで、およそ1ppm |
水槽の立ち上げと、一緒に押さえることは?
水槽の立ち上げは、魚選びと混泳の相性につながっています。次に読む記事を選んでください。
- 最初の魚と道具・費用:熱帯魚の初心者ガイド
- 23種まとめての相性:熱帯魚の混泳 相性表
- エビを入れるなら:エビの混泳
- 底の魚を入れるなら:コリドラスの混泳
水槽の立ち上げでよくある質問は?
水槽の立ち上げは何日かかりますか?
資料の目安は4〜6週間ほどです。日数ではなく、アンモニアと亜硝酸が0になったかで決めます。
水温や方法で、早くも遅くもなります。
バクテリア剤を入れれば、すぐに魚を入れられますか?
すぐとは限りません。バクテリア剤は早める助けで、終わりの合図は測った数字です。
アンモニアと亜硝酸が0になってから入れます。
水槽の立ち上げ中に、水換えはしますか?
魚なしなら、基本は換えずに測ります。魚がいるなら、アンモニアか亜硝酸が0.1ppmで1/3以上を換えます。
魚を入れる前には、大きく換えて硝酸塩を薄めます。
白濁りは放置していいですか?
魚がいないか、アンモニアと亜硝酸が低いなら待ってよいです。菌の増えすぎなら、1〜2週間で澄むことが多いです。
魚がいて数字が高いなら、水換えを先にします。
水草は立ち上げのときに入れたほうがいいですか?
入れると、硝酸塩を使ってくれる助けになります。ただ、菌の代わりにはなりません。
枯れた葉は、腐る前に取り出します。
水道水をそのまま入れていいですか?
カルキ抜きを使ってから入れます。水道水には、消毒の塩素が残っているためです。
水換えの水にも、毎回カルキ抜きを使います。
出典
- UF/IFAS EDIS FA031: Ammonia in Aquatic Systems(アンモニアの出どころ・硝化の2段階・酸素とアルカリ度・pHと水温で毒が強まる・亜硝酸は低い濃度でも毒・生物ろ過が育つまで6〜8週間・エサを止める・水を25〜50%換える・試薬の方式)
- UF/IFAS EDIS FA006: Ichthyophthirius multifiliis (White Spot) Infections in Fish(新しい魚は30日以上様子を見る)
- UF/IFAS EDIS FA124: The Ornamental Fish Trade(菌を育ててから魚を入れる・水に慣らす)
- Practical Fishkeeping: How to Cycle a Fish Tank(日数の目安・魚なしの立ち上げと塩化アンモニウム・24時間で0になる合図・pH6とKH・バクテリア剤・ろ材を移す・魚を入れたままの立ち上げと0.1ppm・魚は段階を分けて増やす)
- Practical Fishkeeping: Why won't this cloudy water clear?(白い濁りは数日で消えることが多い・ろ過器の洗いすぎ)
- Aquarium Co-Op: How to Clear Up a Cloudy Fish Tank(白い濁りの見分け方・1〜2週間・水換えを重ねると長引く・底砂の粉・緑の濁り)
- Seriously Fish: Otocinclus macrospilus(落ち着いた水草の多い水槽で問題が少ない)
- Seriously Fish: Corydoras panda(落ち葉は腐る前に取り替える)
- 東京アクアガーデン:熱帯魚の飼い方(底砂の厚さ・魚なしで1週間以上回す・落ち着くまで約1か月)
- コメリ:60cm以下の水槽で「熱帯魚」を飼ってみよう(魚を入れるまで2週間ほど準備)
- 神奈川県:残留塩素濃度の低減化及び平準化(水道法で蛇口の水に塩素を残す決まり)