病気・トラブルTM-16
白点病の治し方と原因|水温・塩水浴・薬の順番、見分け方、エビ・水草・コリドラスがいる水槽と金魚・メダカの場合
白点病は、寄生虫が泳ぎ出す時期を狙って手当てを繰り返す病気です。水温・塩水浴・薬を、水槽の生き物に合わせて組み合わせます。
この記事の内容(17項目)
結論:白点病はどう治す?
白点病は、水温を少し上げて寄生虫の一回りを早め、塩水浴か薬浴を繰り返して治します。エビや水草がいる水槽では、魚だけを別の容器に移します。
白点病は、魚の体に白い粒が出る病気です。金魚・メダカ・熱帯魚と、ほとんどの観賞魚がかかります。
困るのは、白い点に薬をかけても、すぐには消えないことです。寄生虫は皮膚の中にいる間、薬が届きません。
この記事で分かることです。
- 白点病の原因と、水温で一回りの日数が変わる仕組み
- 白点病に似た病気との見分け方
- 水温・塩水浴・薬の使い分けと、続ける日数
- エビ・水草・コリドラスがいる水槽での手当て
- 金魚・メダカの白点病と、再発を防ぐ手順
白点病の手当ては、次の順番で進めると迷いません。
| 順番 | やること | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 似た病気でないかを見る | 白点病の手当てが効かない病気がある |
| 2 | エビ・水草・弱い魚がいるかを見る | 塩や薬に弱い生き物がいる |
| 3 | 治す場所を決める(本水槽か別の容器か) | 弱い生き物を薬から離す |
| 4 | 水温を少しずつ上げる | 寄生虫が泳ぎ出すまでを早める |
| 5 | 塩水浴か薬浴を、間を空けて繰り返す | 効くのは泳いでいる時期だけ |
| 6 | 白い点が消えても、しばらく続ける | 底に残った寄生虫がまた出てくる |
ポイントはここです。白点病は1回の薬では治らず、寄生虫の一回りに合わせて繰り返すことで治ります。
白点病の原因は何?
白点病の原因は、ウオノカイセンチュウという寄生虫です。魚の皮膚やえらに入り込み、白い粒に見えます。
学名はイクチオフチリウス・マルチフィリスです。白点病の寄生虫は、生きた魚がいないと増えられません。魚の体と水の中を行き来しながら、3つの段階を一回りします。
| 段階 | いる場所 | 薬や塩が効くか |
|---|---|---|
| 魚に付いている時期 | 皮膚やえらの中。白い粒に見える | 効かない(皮膚と粘液に守られる) |
| 袋の中で増える時期 | 魚を離れて底や水草に付く | 効きにくい(袋に守られる) |
| 泳いで魚を探す時期 | 水の中を泳ぐ小さな子虫 | 効く |
フロリダ大学の資料によると、袋の中では最大1,024匹の子虫に分かれます。1匹の白い粒から、次の世代がたくさん生まれます。
白い粒が消えても、底で袋が育っていることがあります。見えないところで一回りが続いていると考えてください。
白点病が出る引き金は、魚の弱りです。メーカーの解説は、水温の急な低下や上下、水質の悪化を挙げています。
白点病のよくある形は、新しい魚や水草と寄生虫が入り、魚が弱ったときに広がることです。
白点病は水温でどう変わる?
白点病の寄生虫は、水温が高いほど早く一回りし、低いほどゆっくり一回りします。手当ての間隔も、水温で変わります。
資料にある、一回りの日数の目安です。
| 水温 | 一回りの日数の目安 | 資料 |
|---|---|---|
| 24〜26℃前後 | 3〜6日 | フロリダ大学 |
| 20℃ | 3〜5日 | オーストラリアの愛好会の資料 |
| 15℃ | 7〜14日 | 同上 |
| 10℃ | 21〜35日 | 同上 |
大阪府立環境農林水産総合研究所は、白点病は20℃前後で出やすいとしています。春や秋のように、水温が揺れる時期と重なります。
フロリダ大学の資料も、水温が急に変わったときに白点病が起きやすいと書いています。秋から冬は、魚の抵抗力も落ちやすい時期です。
白点病を防ぐ近道は、水温を一定に保つことです。 熱帯魚の水温の決め方は、熱帯魚の水温にまとめました。
白点病の初期症状は?
白点病の初期症状は、魚が底砂や流木に体をこすりつけることです。白い点は、尾びれの先などから出始めます。
メーカーの解説と研究所の資料から、白点病の症状を段階で並べます。
| 段階 | 見えること |
|---|---|
| はじめ | 体をこすりつける。ヒレをたたむ。エサの食いが落ちる |
| 白い点が出る | 体やヒレに、白ゴマをふったような粒が出る |
| 広がる | 粉をまぶしたように全身が白くなる |
| 重い | 粘液が白く濁ってはがれる。水面近くで元気なく漂う |
えらだけに付いたときは、白い点が見えません。えらが白っぽく腫れ、急に弱ることがあります。
毎日エサをあげるときに、体をこする魚がいないかを見てください。白い点より先に、動きで気づけます。
フロリダ大学の資料は、寄生虫が1匹でも見つかれば手当てを始めるよう書いています。白点病は、待つより早く手当てを始めるほど楽に治ります。
白点病と見分けにくい病気は?
白点病と見分けにくいのは、ウーディニウム病(ビロード病)、リンフォシスチス病、水カビ病です。粒の大きさと色、形で見分けます。
| 病気 | 見え方 | 白点病との違い |
|---|---|---|
| 白点病 | はっきりした白い粒(0.4〜1.5mm) | 粒が大きく、1つずつ見分けられる |
| ウーディニウム病(ビロード病) | 黄色っぽい細かい点(0.3mm未満) | 逆光で粉をまぶしたように見える。金色っぽい点 |
| リンフォシスチス病 | ヒレや体のこぶ | ウイルスの病気。粒ではなくこぶになる |
| 水カビ病 | 白や茶色の綿のようなもの | 傷の上に、ふわふわと生える |
ドイツのメーカーの資料は、白点病は比べると見分けやすい病気だとしています。そのうえで、リンフォシスチス病などは驚くほど似ると書いています。
フロリダ大学の資料も、白い点だけで決めないよう勧めています。確かめるには、皮膚の粘液を顕微鏡で見ます。
手当てを3回ほど続けても良くならないときは、病気の取り違えを疑います。 観賞魚を診る動物病院や、買った店に相談するのも手です。
白点病は水温を上げると治る?
白点病は、水温を上げるだけでは治りにくく、薬や塩と組み合わせて使います。水温を上げる目的は、寄生虫の一回りを早めることです。
メーカーの解説は、28〜30℃に上げて、寄生虫を早く魚から離す方法を挙げています。泳ぐ時期が早く来れば、薬の効く日が早く来ます。
ただし、混泳の水槽では、魚ごとに耐えられる水温の上限が違います。表の水温の幅の、上の値を見てください。
| 魚・エビ | 水温 (℃) | 泳ぐ層 |
|---|---|---|
| ネオンテトラ | 21〜25 | 中層 |
| グッピー | 17〜28 | 上層 |
| ベタ(オス) | 22〜30 | |
| コリドラス・パンダ | 22〜25 | 底層 |
| ゼブラダニオ | 18〜25 | 中層 |
| メダカ | 16〜22 | 上層 |
| 金魚 | 20〜24 | 中層 |
出典(7件)
表のとおり、ネオンテトラやコリドラス・パンダは、上限が低めの魚です。メーカーの挙げる温度は、この上限を超えます。
水温を上げるなら、その水槽でいちばん上限の低い生き物に合わせ、表の上限の近くで止めます。 上げ方は、1日に少しずつにします。
水温が上がると、水に溶ける酸素が減ります。資料によると、20℃から30℃で17%以上減ります。
水温を上げている間は、エアレーションを強めてください。息が苦しそうなら、上げるのをやめて元に戻します。
白点病に塩水浴は効く?
白点病に塩水浴は効きます。泳いでいる時期の寄生虫は、薄い塩水に耐えられないからです。
塩水浴には、短い時間で濃い塩水に入れる形と、薄い塩水に何日も入れる形があります。
| 形 | 濃さ | 時間・期間 | 資料 |
|---|---|---|---|
| 短い時間の塩水浴 | 1%(水1Lに塩10g) | 1時間を1〜2日おきに数回 | 大阪府立環境農林水産総合研究所 |
| 長い期間の塩水浴 | 0.4〜0.5%(水1Lに塩4〜5g) | 7〜10日 | フロリダ大学 |
| 長い期間の塩水浴 | 0.5%(水1Lに塩5g) | 1週間(水温24℃以上) | 獣医師向けの手引き |
大阪の資料は、1日エサを止めてから水温を25℃くらいに上げます。そのうえで、短い塩水浴を繰り返す方法です。小型の水槽で飼う魚が対象です。
フロリダ大学の資料は、多くの淡水魚は0.5%に数週間耐えると書いています。そのうえで、魚の種類ごとに確かめるよう勧めています。
塩は、水の量を量ってから量ります。目分量だと、濃さが大きくずれることがあります。
塩水浴は、本水槽ではなく別の容器でするのがおすすめです。水草は塩に弱く、資料にも注意が書かれています。
塩水浴は、濃さと時間を量って守ることで、魚への負担を小さくできます。
白点病の薬はどう選ぶ?
白点病の薬は、メチレンブルーやマラカイトグリーンを成分にした観賞魚用の医薬品が使われます。量と日数は、説明書に従います。
白点病に使われる成分(一般名)と、資料にある注意をまとめます。
| 成分(一般名) | 資料にある主な注意 |
|---|---|
| メチレンブルー | 水草が枯れるおそれがあり、薬浴の容器に入れない。ろ過器を使うと効き目が落ちるので、エアを使う。直射日光や強い光を避ける |
| マラカイトグリーン | ホルマリンと合わせた市販薬は白点病に効くと、獣医師向けの手引きにある。使い方は説明書のとおり |
| 共通 | 活性炭は薬を吸うので外す。ろ過の細菌が弱るので、エサを控える。ほかの薬と混ぜない |
メチレンブルーの説明書は、観賞魚の白点病・尾ぐされ症状・水カビ病を効能にしています。対象の魚以外には使わない、とも書いています。
メーカーの解説では、3分の2ほど水を換えてから薬を入れます。そのうえで1〜2週間、薬浴を続けます。
フロリダ大学の資料は、1回の投薬では足りないとしています。子虫が泳ぎ出すたびに効かせるため、間を空けて繰り返します。
薬の量は、水槽の大きさではなく水の量で計算してください。砂利や石の分だけ、水は少なくなっています。
白点病の薬は、説明書の量と日数を守り、活性炭を外して使うと効き目が出やすくなります。
エビ・水草・ナマズ類が一緒の水槽で白点病が出たら?
エビや水草がいる水槽で白点病が出たら、魚だけを別の容器に移して治します。コリドラスなどのナマズ類は、薬の説明書の注意をよく読みます。
白点病の薬や塩は、魚より弱い生き物がいます。資料にある注意を、生き物ごとに並べます。
| 一緒にいる生き物 | 気をつけること | 手当ての形 |
|---|---|---|
| エビ・貝 | 薬に弱い無脊椎動物がいる。銅を含む薬はほとんどの無脊椎動物が耐えられない | 魚を別の容器に移す |
| 水草 | メチレンブルーで枯れるおそれ。塩にも弱い | 魚を別の容器に移す |
| コリドラス・プレコ・クーリーローチ | 皮膚がなめらかな魚は回復が遅い傾向。薬に弱い魚がいる | 説明書の注意に従い、様子をこまめに見る |
| 金魚・メダカ | ヒーターの要らない魚。上げられる水温に限りがある | 塩水浴を中心に考える |
フロリダ大学の資料は、ホルマリンに弱い種類には量を半分にすると書いています。アメリカの試験では、北米のナマズの仲間がホルマリンにいちばん弱い魚でした。
魚を移したあとの本水槽にも、袋の時期の寄生虫が残ります。子虫は魚がいないと増えられません。
獣医師向けの手引きは、魚のいない期間を置くと再び広がるのを防げると書いています。期間は、表の一回りの日数より長くとります。
エビと水草は本水槽に残し、魚だけを別の容器で治すと、どちらも守れます。 エビと魚の相性は、エビの混泳にまとめています。
金魚やメダカの白点病はどう治す?
金魚やメダカの白点病も、塩水浴と薬浴で治します。どちらもヒーターの要らない魚なので、水温の上げ幅は表の上限を見て決めます。
| 魚・エビ | 水温 (℃) | 泳ぐ層 |
|---|---|---|
| メダカ | 16〜22 | 上層 |
| 金魚 | 20〜24 | 中層 |
出典: Seriously Fish(Oryzias latipes) / RSPCA Australia(金魚の飼い方)
メーカーの解説は、金魚は白点病にかかりやすい魚だとしています。白点病で弱ったところに、ほかの病気が重なることもあります。
大阪の資料にある塩水浴は、フナの白点病を例にしています。金魚もフナの仲間です。
メダカは、表のとおり上限が低めの魚です。水温を大きく上げるより、塩水浴や薬浴を中心にするのが扱いやすくなります。
金魚すくいで連れてきた金魚は、弱っていることが多いです。水槽に入れる前に、別の容器で様子を見てください。
金魚・メダカの白点病は、水温より塩水浴と薬浴で治す、と考えると無理がありません。 一緒に飼う相手は、金魚の混泳とメダカの混泳で扱います。
白点病は何日で治る?
白点病の手当ては、薬浴に1〜2週間かかります。白い点が消えても、寄生虫が一回りする日数ぶんは続けます。
白点病の手当てを続ける長さの考え方を、資料からまとめます。
| 水温 | 手当ての間隔 | 回数の目安 | 資料 |
|---|---|---|---|
| 24〜26℃前後 | 毎日 | 最低3〜5回 | フロリダ大学 |
| 約16℃ | 3〜5日おき | 最低5回 | フロリダ大学 |
| 26℃より高い | 毎日 | 3〜7回が多い | 獣医師向けの手引き |
市販薬を使うときは、日数と回数は説明書に従います。上の表は、なぜ繰り返すのかを知るための目安です。
治ってくると、白い粒は透き通って見え、やがて消えます。フロリダ大学の資料は、魚が死ななくなるまで続けるよう書いています。
白点病は、白い点が消えた日を終わりにせず、一回りぶん見届けてから終わりにします。
白点病はうつる?再発を防ぐには?
白点病はうつります。同じ水槽の魚には、数日のうちに広がることがあります。
再発を防ぐ手順を、フロリダ大学とメーカーの資料から並べます。
- 新しい魚は、別の水槽で30日以上様子を見る
- 水草や飾りも、魚のいない所で一回りぶん置いてから入れる
- 網やホースは、水槽ごとに分けるか消毒してから使う
- 水温を一定に保ち、急な上下を避ける
- 治った魚もしばらく見る(寄生虫を持ち続けることがある)
フロリダ大学の資料によると、白点病は輸送の1〜3週間後に出ることがあります。運ぶときの疲れで、隠れていた寄生虫が動き出します。
水換えの水は、水槽と同じくらいの温度に合わせてください。冷たい水が入ると、それだけで魚が弱ります。
新しい魚の迎え方は、熱帯魚の水合わせで手順にしています。白点病の再発は、持ち込まないことと、水温を揺らさないことで防げます。
白点病でよくある失敗は?
白点病でよくある失敗は、薬を1回でやめることです。活性炭を入れたままにする、エビの水槽に薬を入れる、も多い失敗です。
| よくある失敗 | 何が起きるか | 代わりにすること |
|---|---|---|
| 薬を1回入れて終わる | 底の袋から子虫が出て、また広がる | 間を空けて繰り返す |
| 白い点が消えてすぐやめる | 一回り遅れて再発する | 一回りぶん続ける |
| 活性炭を入れたまま | 薬が吸われて効かない | 薬浴の間は外す |
| エビ・水草の水槽に薬を入れる | エビが弱る、水草が枯れる | 魚を別の容器に移す |
| 水温を一気に上げる | 酸素が減り、魚が苦しくなる | 少しずつ上げ、エアを強める |
| 塩を目分量で入れる | 濃さがずれて魚に負担 | 水の量を量って計算する |
| 似た病気に白点病の薬を続ける | 効かないまま長引く | 3回ほどで良くならなければ見直す |
白点病の手当ては、「繰り返す」「量る」「弱い生き物を離す」の3つを守ると失敗が減ります。
白点病の話に出てくる用語は?
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 白点病 | 寄生虫が皮膚やえらに付き、白い粒が出る病気 |
| ウオノカイセンチュウ | 淡水魚の白点病を起こす寄生虫。イクチオフチリウスとも呼ぶ |
| 生活環 | 寄生虫が、魚に付いてから次の世代を生むまでの一回り |
| 子虫 | 袋から泳ぎ出す小さな寄生虫。薬や塩が効く時期 |
| 薬浴 | 薬を溶かした水に、魚を入れて治すこと |
| 塩水浴 | 塩を溶かした水に、魚を入れて治すこと |
| 活性炭 | 水の汚れや色を吸う、ろ材の一種。薬も吸う |
| 無脊椎動物 | 背骨のない生き物。エビや貝など |
| 様子見の水槽 | 新しい魚を本水槽に入れる前に、別に飼う水槽 |
白点病と一緒に押さえることは?
白点病は、水温の揺れと持ち込みから始まります。水温の保ち方と、新しい魚の迎え方を合わせて読んでください。
白点病でよくある質問は?
白点病は自然に治りますか?
待つより、早めに手当てを始めるほうが安心です。フロリダ大学の資料は、寄生虫が1匹でも見つかれば手当てを勧めています。
白点病は増える速さが早いので、様子見の間に水槽全体へ広がることがあります。
白点病に鷹の爪(唐辛子)は効きますか?
効き目を確かめた公的な資料は、このサイトでは見つけられませんでした。資料のある塩水浴と薬浴から始めるのがおすすめです。
手当ての方法は、効き目と量が分かっているものを選びます。
白点病の魚はほかの水槽にうつりますか?
網やホース、水しぶきを通じてうつることがあります。フロリダ大学の資料は、道具を水槽ごとに分けるよう勧めています。
治療中の水槽の道具は、ほかの水槽に使わないようにします。
白点病の治療中に水換えはしますか?
します。薬を入れる前に水を換え、底の汚れを吸い出すと、袋の時期の寄生虫も減らせます。
フロリダ大学の資料は、底の掃除で袋を取り除けるとしています。換える水は、水槽と同じ温度に合わせます。
白点病の治療中にエサはあげていいですか?
控えめにあげます。薬でろ過の細菌が弱り、水が汚れやすくなるからです。
食べ残しが出ない量にとどめ、残ったら取り出します。
海水魚の白点病と同じ病気ですか?
違う寄生虫です。海水魚の白点病は、クリプトカリオンという別の寄生虫が起こします。
淡水魚と海水魚では、治し方も薬も別に考えます。
出典
- UF/IFAS EDIS FA006: Ichthyophthirius multifiliis (White Spot) Infections in Fish(生活環・袋の中で最大1,024匹・水温と一回りの日数・手当ての間隔と回数・塩4〜5g/Lで7〜10日・水草は塩に弱い・ホルマリンに弱い種は半量・30日の様子見・輸送の1〜3週間後・道具を分ける・1匹でも手当て)
- MSD Veterinary Manual: Parasitic Diseases of Fish(白点病の診断・塩5g/Lで1週間・26℃超は毎日・魚のいない期間で再発を防ぐ・ホルマリンとマラカイトグリーンの市販薬・ビロード病は金色の点・海水魚は別の寄生虫)
- UF/IFAS EDIS FA165: Use of Copper in Marine Aquaculture and Aquarium Systems(ほとんどの無脊椎動物は銅の治療に耐えられない)
- 大阪府立環境農林水産総合研究所:病名 白点病(症状・1%食塩水の1時間浴・水温25℃くらい・20℃前後で出やすい)
- ジェックス株式会社:金魚の体に白い点が!白点病の原因や治療法(発症のきっかけ・こすりつけ・28〜30℃への加温・3分の2の水換えと1〜2週間の薬浴・活性炭を外す・エサを控える・金魚はかかりやすい)
- 観賞魚用メチレンブルー液 使用説明書(2022年6月 第2版。効能・水草が枯れるおそれ・ろ過器で効き目が落ちる・光を避ける・他の薬と混ぜない)
- sera: Healthy aquarium fish(白点病の粒0.4〜1.5mm・ビロード病0.3mm未満・リンフォシスチス病は似る・無脊椎動物は別の水槽で)
- ANGFA: Ichthyophthiriasis(Adrian R. Tappin『Rainbowfishes』2011。水温ごとの一回りの日数・20℃から30℃で酸素が17%以上減る・皮膚のなめらかな魚は回復が遅い)
- Alaska Department of Fish and Game: Saprolegniasis(水カビ病は白や茶色の綿のよう)
- U.S. Fish and Wildlife Service: Investigations in Fish Control 73 Formalin: Its Toxicity to Nontarget Aquatic Organisms(試した魚ではブラックブルヘッドとチャネルキャットフィッシュがホルマリンに最も弱い)